離島でウキフカセブログ

●やはり法則発動釣行記は以下：
http://opp.ff-hp.com/fis/2012hatijyo/2012_hatijyo_index.html

そして悪い人、Ｇｕさんが関東の釣り場を荒らしにやってきた（笑）
その足でＡＮＡの２便に乗り、八丈島を目指す目指す目指す・・！

空から見る八丈島は、心配していた台風２号のウネリもそんなに
無い様に見え、いつもの危険着陸も無いまま、ドカンとエアバスは八丈空港へ。
空港には、エース釣り具店の高広さんが迎えにきており、まずは宿へ。



●初日：


初日は、あまり時間も無い３時間程度の釣りとなるので、
近所の八重根港でのフカセ。まだ５月だというのに、八丈島名物の、
シジャーで海の中は祭り状態。沖目を流すと、もれなく３０センチシジャーと、
ハリロストが付いてくるという洗礼を受けるのである。

そんな中、２投目でガラサーゲット！
フカセガラサーとはさい先が良いのだ。ちなみにサイズは、３０センチ程度だが、
先端でもこのサイズが結構釣れていた。今は、ガラサーのシーズンなんだろうか？



次にＧｕさんに竿を絞り込むヒキ！
しかし残念ながらハリハズレ、おそらく居付きのイスズミではなかろうか。





そして初日に悪い知らせが。
今年１月から八丈小島渡船のシステムが変更になり、
５人以上の場合は、１人8,000円、5人未満の場合は、36,000円を支払わなければナラヌ！と、
「渡船業者36,000円完全保証システム」というか、まぁ平たく言うと、
釣り人にはキビシイ、凶悪システムに変わってしまったという事だ。
平日に行った我々はつまり、1人18,000円を支払わないと乗船できない仕組み。
まさに豪華客船なみの価格。

そして２日目より、地磯地獄開始、となった訳。

●２日目：



２日目は、地磯ヒラエに入る。入釣ルートは見た目より割と楽で、
１０分ほどで磯場到着。しかし・・・・海はやはりシジャー地獄。
海に向かって竿を出すＧｕさん側の方がそこそこ良い流れが出ている様で、
見事マーサムンをゲット！しかし後が続かず、カサゴ・マダイなどを
釣った後に、軍艦堤防こと、神湊港に移動！！




神湊港先端は、ウスバハギとシジャーいっぱーーい！
下には５０アップのメジナが見え隠れするが、付けエサがなかなか持たない。
Ｇｕさんはコッパを釣って楽しんでいるが、自分はここで記憶を失い、
釣り天国へ意識と共に昇天。






夕方、いつも地元の釣り師に占領されている、八重根港の先端右側が空いていたので、
コマセ処理を兼ねて竿を出してみる。久々のバチバチは、ババッチと韻を
踏んでいる場合では無いのだけれど、釣ってしまった。時間が遅くなると、
ムロアジの煙幕が周囲を囲み、Ｇｕさんは泳がせにチャレンジをするが不発・・・
かなりキビシイ釣りとなってきたのだ。





●３日目：



泣いても笑っても今日が最後。今日は地磯でも１級磯となる、
クニノミチへ。やはり途中まで舗装されているから、非常に入りやすい磯だ。
でも、ここの磯、非常に危険な磯で、ウネリがあると、釣り座裏側から回り込む
波で結構釣り人がやられている。途中には供養の為のお地蔵様があり、
ウートートーしながら磯に入る・・・・





そして時間を巻くが、午前中、暖かくなるまでは完全なる死の海。
午後に差し掛かる所で、Ｇｕさんの竿がパットから鬼曲がり！！デカバンのヒキだ！





魚は残念ながらカンムリベラだったが、ヒキは十分に楽しめたのでは・・と思う。



その後は、ナガユーとムロの群れが入り、自分もＧｕさんもポンポーーンと魚を揚げて、
タイドプールに投げ込んでおいた・・・すると、なんだか危険なウネリがきたっ・・・・！！



危険度ＭＡＸの波が釣り座を襲い、Ｇｕさんダッシュで回避！
向かって右側で竿を出していたら、完全に海の中でした・・・
コマセヒシャクが殉職し、魚がタイドプールから殆ど流されてしまった・・・
これがあるから八丈島の地磯はキライだよ（笑）
まー生きているから言える事ですが、色々と危険もつきまといます。



午後、少し喰いが立ってきた頃に、漸く待望のオナガがＧｕさんにヒット。
型とか関係無く、この渋い中で釣り上げたオナガは見事としか言いようがありません。






そして最後、オオトリをつとめたのが巨大イサキ！！！
イサキつりたーい！とＧｕさんは念仏の様に唱えたカイがあったというモノです。
４５センチはありましたね・・・



という訳で、八丈島完全終了・・・！
Ｇｕさんにはあまり良い思いをさせられなかったですが、これも時の運、
また関東に釣りに来て下さいねぇ～



終劇